株式会社ベルク様
株式会社ベルクシステム改革部精肉インストラクター
野口竜也さん
株式会社ベルクシステム改革部青果インストラクター
新井悠祐さん
導入前の課題
導入後の効果
期待する目標
1
「ぴん!とゲームズ」を導入するうえで決め手となったポイントは?
野口さん
一番の決め手は、新入社員が楽しみながら学べるゲームだったということです。私もゲームをやってきた世代ですが、いまの学びに結びついていくとは思っていませんでした。新入社員にとって、楽しく学ぶことは大変重要で、それが「覚える」「成長する」につながると、あらためて実感しているところです。
新井さん
研修も楽しいとモチベーションがあがり、前向きに取り組めます。それが楽しい思い出になるからこそ、忘れないというのはあると思います。ゲームを研修にとり入れ、「気づいたら覚えていた」ということが現実になり、成果があがってきています。自分が求めていたことを形にできる要素が搭載されていたことにびっくりしました。
野口さん
社員のチャレンジを応援しようという組織文化も追い風になりました。当社では社員が学習しやすい環境があったためにスムーズに受け入れられました。
2
「ぴん!とゲームズ」を取り入れた研修で変化はみられましたか?
野口さん
研修は座学中心で一方通行になりがちですが、「成長できる環境を提供する」という全社的な取り組みのなかで、「研修の場を楽しくしよう」という空気や一体感が生まれつつあります。インストラクター自身が、「楽しい学び」による成長の加速を昨年あたりから肌で感じはじめている。「ぴん!とゲームズ」は、その加速を確実に早めてくれているツールだと思っています。
新井さん
一体感をもってもらうには、研修中のコミュニケーションは重要な要素です。「青果」に配属された約30人の新入社員は、トレーニング施設での研修が終わったあと、5店舗に振り分けられて実施研修に入ります。「ぴん!とゲームズ」は、 その後もゲームを通じて仲間のランキングがわかるので、離れたあともコミュニケーションが成立するんですよね。
野口さん
とくに新入社員はスマホが当たり前の世代なので、「ぴん!とゲームズ」が当社の研修にマッチした理由はそこにもあります。SNSやゲームを当たり前に使いこなす若い世代に、インストラクター側も合わせていかなければいけない。こちら側が学ぶ姿勢でやっていかなければならないと思っています。
ゲームのランキングを競い合う新入社員研修の様子
3
ゲームを自分たちで作成することの抵抗感はありましたか?
野口さん
むしろ自分たちでできることが重要でした。例えば、食品で大切な産地を覚えるご当地クイズなど、アイデアベースで断念してきたことが自分たちで形にできるという喜びがあります。単純な○×クイズではなく、遊びや楽しむ要素を自分たちで入れたりもしています。
新井さん
ベースができていて、そこに内容を入れるだけという仕組みこそ、まさに求めていたことだったんです。実際にゲームする新入社員に聞いて、その場で写真をとり、30分でデモを作って試用してもらったこともあります。インストラクター自身が楽しんで、どんどん作っていこうという気持ちがあります。
魚の種類を写真で選ぶ「カートでGO!」
冷蔵と常温の管理クイズ「PoiPoi」
4
「ぴん!とゲームズ」特有のラーニング機能の評価は?
新井さん
実際の店舗では、常に効率を意識して業務を行っているので、たとえば野菜の種類や保存法を即座に判断しなければならない場面があります。くり返し学べて、失敗もできるゲームで、判断力のスピードを養うというのは、実際の現場にマッチしている思います。
野口さん
瞬発力というのは接客業にとって大切な要素です。お客様に不意に聞かれてすぐに答えがでなければ、お待たせしてしまうことになる。お待たせ時間を少しでもなくすためのトレーニングとして、制限時間があるのがいいですね。それに制限があるほうが、楽しいし、競えるし、くり返すことで覚えますよね。
5
「ぴん!とゲームズ」の活用で、これから何が生まれそうですか?
野口さん
スマホゲームで研修をするなんて、ひと昔前までは考えられませんでしたが、「ぴん!とゲームズ」は変化の象徴だと思うんですよね。そして、それを当たり前の環境にしていかなければならない。「ぴん!とゲームズ」が入り口となって、もっと楽しい企画が出るかもしれないという期待感をもっています。
新井さん
私は、とくに雰囲気の変化を感じています。少し前までは、休憩中に寝ていたりスマホを見ていたりと、一人でいる人が多かったのですが、今年はほぼいなかった。いっしょになって話をする姿がみられました。インストラクターや講師との距離も近くなっています。
野口さん
自主性の高い人材が育ってきているのは確かに感じますね。明るく楽しい雰囲気によって生み出される価値は大きいのだと思います。「ぴん!とゲームズ」が、これまでの固定概念のリミットを外すようなものになってくれたらいいなと思います。