アース製薬株式会社様

研修後のフォローアップ、タイムリーな情報提供も可能に

  • 貞森 邦生さん

    アース製薬株式会社フィールドマーケティング部教育啓発企画課 課長

    貞森邦生さん

  • 髙倉 武さん

    アース製薬株式会社フィールドマーケティング部教育啓発企画課

    髙倉さん

導入前の課題

  • 単発の販売員研修後、復習の機会がなかった
  • 販売員研修後、タイムリーな商品関連情報が提供できなかった
  • 集合型の勉強会には定員や時間・場所の縛りがあった

期待する目標

  • 研修時に得た学びの定着
  • 即時性のある商品関連情報の発信
  • 時間・場所の縛りなく、学びたい人に、学ぶ環境を提供

仕掛け人 Interview

1

「ぴん!とゲームズ」を導入しようと思った背景は?

髙倉さん

髙倉さん

実は導入前に、社内でも(社内外教育において)ゲームを活用した教育をしていこうという流れがあったんです。既存の教育方法では学習内容をインプットしづらい側面があり、より楽しく学べて吸収しやすいゲームで、学びのステップアップを目指そうとしていたタイミングでした。

貞森さん

貞森さん

集合勉強会にせよ、オンラインにせよ、講義は年に1度など開催日の1日だけ。ところが1回受講しただけでは覚えられませんし、理解しきれなかった点を復習する必要があったのですが、その仕組みがなかったんです。
「ぴん!とゲームズ」を使えば、勉強会後に参加者の方たちだけで復習ができるのではと思いました。

髙倉さん

髙倉さん

弊社が小売様と勉強会をさせていただく機会は年に1回程度ですが、参加者によっては、新入社員研修後しばらく受けないなど、次の受講まで数年空いてしまう方もいらっしゃいます。
その間にも時勢に合わせた新商品なども出てきますから、ゲームを使ってタイムリーな情報提供ができたらと考えています。

2

「ぴん!とゲームズ」導入の決め手となったポイントは?

髙倉さん

髙倉さん

楽しく学べるシンプルなUIでしょうか。実際に触ってみて、学習の邪魔にもならず、ゲーム感覚で理解を深められるところがいいな、という感覚がありました。

貞森さん

貞森さん

ゲームのシステムを見せていただいたところ、非常に使いやすかったんですよ。悩むことなく、解答もすぐ見られて、わかりやすい。いいんじゃないかなと思いました。

3

実際にゲームの問題を作ってみて、いかがでしたか?

貞森さん

貞森さん

今回は「どんメモ」のテンプレートを使って、害虫についての情報と、商品情報の2要素から構成された「虫ケアラーニング」を作成しました。問題を作成したのは髙倉なのですが、実際のところはどうでしたか?

髙倉さん

髙倉さん

簡単でした(笑)。テキストと画像のデータを入れるだけで、イチから組み立てるものではないので、難しいことはなかったですね。どのような内容を、どのゲームに、どの階層で表示するのか。 その仕組みを理解するだけで、アプリとしてちゃんと進むようになっていました。

貞森さん

貞森さん

選択肢から選ばせるゲームでは、遊び心のあるゲーム要素を持たせた解答を作成していましたよね?

髙倉さん

髙倉さん

いちばん記憶に残っているのは、「薬機法」が正解の法律系の選択肢問題で、不正解のひとつに「説法」を入れたことですね(笑)。使う側が継続的に楽しく使えることを意識しました。

自作した「虫ケアラーニング」は、害虫に関する情報と商品情報の2部構成

4

「ぴん!とゲームズ」を社内で活用するご予定は?

髙倉さん

髙倉さん

近々行われる弊社の新入社員研修で活用する予定です。研究施設や工場に行き、害虫や弊社商品について学んでもらうのですが、期間中、気分転換を兼ねてリフレッシュしながら学びを深めるという目的で使いたいと考えています。

貞森さん

貞森さん

新入社員研修では、「どんメモ」のほかに、「カートでGO!」も使用する予定ですよ。

5

「ぴん!とゲームズ」で、今後新たにチャレンジしたいことは?

貞森さん

貞森さん

販売店の企業様ごとのゲームカスタマイズですね。それぞれの小売様で、弊社の取り扱いアイテムも違いますし、専売品もありますから、特定の企業に特化したゲームを提供するということも考えています。

髙倉さん

髙倉さん

ドラッグストア業態でしか販売できない医薬品もありますので、ホームセンター業態の企業様に提案するゲームに関しては、そもそも医薬品をカットしたほうがいい。そういった、業態など大きなくくりでゲームをカスタマイズできるのもメリットかなと思っています。

貞森さん

貞森さん

あと、去年はトコジラミ、その前にヒアリが話題になりましたが、危険な外来生物の情報も、新しい問題を作って配信すれば、すぐに情報提供することもできます。紙媒体の冊子では、後から情報を追加できませんが、デジタルであれば追加もしやすい。スピードが上がりますよね。

髙倉さん

髙倉さん

しかも、紙媒体を見る場合は読んで終わりですが、ゲームであればタップする、答えるというインタラクティブなアクションが加わります。より印象的な学習体験に繋がるのではないかと期待しています。